マスクを付けてジョギングの効果は?【顔やせ・花粉症・肺活量】
ジョギングやランニングをしているとたまに見かけるのがマスクを付けて走る人。
「息苦しくないのかな」
素朴な疑問を抱くけれど、はてさて何が楽しくて付けているのか?
マイナス面の効果しかないのにそれをする人間は一握りでしょう、しかし一握りというには多すぎるマスクランナー。
これには様々な理由があります。
てなことで3つの効果(?)をご紹介!
マスクランナー3つの利点?
顔痩せ
マスクを付けることで顔面の発汗を促し、顔の脂肪を燃焼させるというもの。
ネット上でもいくらか検索されているようですから情報が流れているのでしょう。
だが残念!
部分やせなんてのは幻想にしか過ぎません。
つまりマスクを付けて走ったからと言って顔だけ痩せるなんてのはありえません。
納得させるためには脂肪燃焼のメカニズムとか体の構造の話をしなければいけないでしょうが難しいのでしません。
簡単にいえば脂肪は体全体バランス良く消費されるためです。
胸だけ大きくてスリムな女性は男の願望ですがほぼいないでしょ?(中には科学的にありえない肉体の持ち主や科学の力によってそれを得る女性もいますけど)
ただこんな突き放した形で終わらせてはせっかく「ジョギング マスク 顔痩せ」で調べてきた方が可愛そうなのでアドバイスを。
顔が太って見えるのは顔の筋肉がたるんでいるせいなことも多いです。物をよく噛んだり、顔のストレッチでコリを解したり、舌回し運動をしたりすると改善されることもあります。試してみてください。
花粉症
花粉症がひどいので対策にマスクをつけながら走る。
これは効果あります。しかし経験上目が非常に痒くなりやすいのでサングラスなり花粉症対策メガネなりも掛けて走ったほうが良いかと。
それから余計なお世話だと思いますが部屋に入る前には衣類に付いた花粉をはたいて落とすことと、シャワーで頭髪に付いた花粉を落とすことを忘れずに。
肺活量
高地トレーニングというものがあります。
それは高地特有の酸素の薄さを利用し心肺機能を効率よく高めることを目的としています。
おそらくマスク着用のジョギングもこれと似たような状況を生み出すことで擬似的な高地トレーニングを行うのが目的でしょう。
正直効果が本当にあるのかと聞かれたら「ないのでは?」と疑問符付きで返すしかない程度の知識しかありません。
ですのでここからは経験則で語らせていただきます。
中学生の頃陸上競技をやっていた時顧問にマスク着用で練習することを義務付けられました。実際中学3年間の成績は平均以上で見る人によっては輝かしいものがありました。
しかし高校・大学と上がり陸上競技を続けるうち、マスク着用に優位性があったとは思えなくなりました。
練習は常に高いパフォーマンス発揮すべきであり、わざわざそれを落とすようなマスク着用は逆効果であると感じたのです。しかも高地トレーニングの酸素の薄さを再現出来ているかといえばそうではなく、どちらかと言うと猛暑の中走っている際の息苦しさに酷似していました。
つまり何が言いたいかといえばマスクつけてジョギングしても「肺活量改善に効果はないのでは?」です。
まとめ
顔痩せ:無理
花粉症:グッド。ついでに目もガードすべき
肺活量:多分無駄